InCosmeticsって?
みなさんはInCosmeticsをご存知ですか? InCosmeticsは年に数回、ヨーロッパ、アジア、ブラジルなどで開催される、世界最大の化粧品原料の展示会です。
InCosmetics Asiaの記事は前回をご参照ください。
InCosmetics Europeの魅力
それはズバリ、「世界で一番大きい化粧品原料の展示会」という点です。近代化粧品の発祥の地とも言えるフランスやナチュラルコスメの殿堂ドイツを抱えるヨーロッパは化粧品ブランドだけでなく、化粧品原料のメーカーも非常に多いのが特長です。特に、フランス、ドイツ、スイスには魅力的な原料メーカーが集中しています。その世界でも1位、2位を争う企業がこぞって出展するのがInCosmetics Europeなのです。
InCosmetics Europe の開催地
InCosmetics Asiaは毎年バンコクで開催されますが、InCosmetics Europeは毎年開催場所が違います。
過去3年間を振り返ると、2013年 パリ、2014年 ハンブルグ、2015年 バルセロナ、2016年は4月12日~14日の間でパリで開催されます。
InCosmetics 2016 paris に行こう。
ヨーロッパーは、昨今色々と騒がしいニュースが多いですが、出張される方が安心してInCosmetics 2016に参加できるように、コスメオーブンでは情報発信していきたいと思います。
* InCosmeticsへ事前エントリーしよう。
InCosmeticsは通常参加費50ユーロがかかりますが、事前にウェブサイト上でエントリーしておくと参加費が無料なります。
公式ウェブサイトにアクセスしてエントリーを行いましょう。有料セミナーに参加しない場合は左側の展示会参加のボタンをクリックして必要事項を記入します。最後にバッジの印刷画面がでるので、必ず紙に印刷して当日持参しましょう。規模の大きい展示会となるため、会場での受付・バッジ引き換えには20分近く並ばないとならない事があります。バッジを印刷しておけば、バッジケースを受け取るだけで中に入る事ができるので、時間の節約になります。
* パリに行こう
パリは世界で一番人気の高い海外旅行先ですので、すでに行かれた事のある方は多いかもしれません。4月は春休みとGWのピークに挟まれているとはいえ、航空チケット代金は高いですので、予定が確定しているのであればできるかぎり早めに申し込む方が得策です。
化粧品原料の大手商社「岩瀬コスファ」のフランス・パリ現地法人 IWASE COSFA EUROPE S.A.S.Uの代表 岸部 靖氏より、観光案内も含めた現地の情報を頂いていますので、以下お知らせしておきます。
*空港からの移動
パリCDG(シャルルドゴール)空港からは3つの移動手段があります。
時間は大体1時間程度です。どれもそんなに難しくはないですが、宿泊先がオペラ近辺であればバスは安価で非常に楽です。RER B線はCDG-パリ間に治安の悪い場所を通りますので、一般の旅行者はあまり利用せず、バスかタクシーを利用しています。
電車:RER B線
バス:オペラまで11ユーロ
タクシー:50?60ユーロ
*展示会場への移動
In-cosmetics Parisは地下鉄12番線 Porte de Versallesで開催されます。
この場所はパリ市内の南西で中心地から少し離れてます。会場の近くにはいくつかのホテルがあります。
Gare Montparnasse駅は12番線で15分程にあり、一番近いGare(大きな駅)です。ここはブルターニュへの玄関口駅でもありますので、ブルターニュ名物のガレットやクレープのお店が沢山あります。
日本食が食べたいという方はOpera周辺に日本人経営の居酒屋やラーメン屋さんがありますので、周辺で予約されると良いでしょう。
ホテル料金は現在下がっている傾向ですが、安くはありません。また、数に限りがございますので、早めの予約をお勧めします。
また、地下鉄の路線図を見てかなり遠いと思っても、駅の間隔が短いため意外と近いです。私が住んでいる地下鉄3番線Pereire駅は北西にあり路線図でみると遠くみえますが、約40分程で着きます。
パリは場所によって治安の悪い所もありますので、気を付けてブッキングして下さい。ざっくりとしたイメージですが、中心や西側は治安は良いと思います。中心地は観光客を狙ったスリが多いので気をつけて下さい。
利便性の高いエリア
OPERA、Gare Montparnasse、Saint-Lazare周辺
おすすめの食事
フレンチは勿論ですが
ムール貝、クスクス、ジビエ、クレープリ、ケバブやファラフェルといったB級グルメまで多国籍料理が充実しております。最近はトリップアドバイザー等で上記を検索して頂くと周辺のおすすめ店が地図やコメントつきで出てきますので試して下さい。
日本食が恋しくなったらOpera駅周辺に日本食街があります。
観光
ルーブル美術館、オルセー美術館は大道ですが、その他にも地下鉄範囲でモンマルトル、ノートルダム大聖堂、等の世界遺産をすぐに見学出来ます。
もし、お時間があれば、ベルサイユ宮殿、モネが暮らしたジベルニー村まで足を伸ばすと更にフランスを感じる事が出来ると思います。